朝方までどしゃぶりだったのに、
晴れた!!
雨上がりの散り紅葉。
どうぞ楽しいお茶の会になりますように♡
諦めかけてた紅葉も、
今日の会まで待ってくれていたかのように、
美しく、鮮やかに迎えてくれました。
私ははんなりとお着物で皆さまをお迎えします。
今日の茶会記。
語り手、椿堂茶舗・武村龍男さんと。
いよいよ「センス ド マサキ」お茶を愉しむ会始まります☆
祇園ちんねんさんが、昨晩、心を込めて作ってくれた碗物“かぶらのすり流し”。
中の小かぶは冷たく、くず粉であんにしたすり流しはアツアツ。
懐石の字のごとく、温めた石を懐中に入れて空腹をしのぎ、胃袋を温めます。
こちらは武村さんの茶道具。
甘いものから順に、まずは玉露の甘み、旨味を愉しんでもらいます。
次に煎茶を。
すっきりとした心地より清涼感と渋味を愉しみます。
いただくときは、おじぎを合わせて。
そしてメインの抹茶は、私も一緒に。
吉祥椿の上菓子がかわいい♡
簡単な作法を教わりながら、お茶をたしなみます。
私の着ている着物は、460年の歴史ある京友禅「千總」さんにお借りしたもの。
淡いピンク色の小紋は、京友禅の技術のひとつを使って、
七宝の輪を施した柄を棒状にさりげなく配置したもの。
やさしい印象の中に、モダンさがあります。
帯は江戸時代から人気の雪輪柄。
よく見ると、中にしぼりのように見える摺り疋田という技術が施されています。
しぼりは昔、位の高い人のみがつけられました。
一般の人が身につけられるようにと、しぼりの柄を帯に入れ込んだそうです。
後ろには松竹梅の刺繍入り♡
最初に用意された帯は、同系色の可愛らしいものでした。
自分では黒なんて発想は全くなかったけれど、
試しに合わせてみたら、ぐんと大人っぽく粋な感じに☆
100年近い時を経てきた木造建築でく贅沢につろぎながら、
お茶とお菓子をいただく、今回のお茶の会。
普段は開放されていない2階に佇むと、
自然と背筋が伸びて、心地よい緊張感に包まれます。
不思議と指先までも女らしくなるものなんですね♡
約800坪の敷地内に建つ松の下屋の上から見渡す眺めは、
松を中心とした立体感ある600坪もある広い庭。
雨上がりの紅葉も、それはそれは幸せになるほど美しいものでした。
素敵なご縁あって、今回特別にこの場所を貸切りにしていただき、
楽しいお茶の会が開けたことを心より感謝いたします。
お客さま、椿堂スタッフの皆さま、ちんねんさん、そしてSENS de MASAKIチームの皆さま、
本当に本当にありがとうございました。
今回来られなかった方も、この写真でお茶会の様子が伝わったら幸いです。
次回、またこのようなワークショップができることを願って♡
今日のお知らせ
松屋漆器店より、小ぶりの5寸三段重と二段重がクロスショップに入荷しました。
組子と呼ばれる技術で仕上げられたフチは強度が増すのと同時に、
デザインとしての美しいアクセントに。
内側は朱色に塗りあげられおり、お料理を一層美味しくみせてくれます。
ウレタン塗装してあるので、水分が漏れにくく、扱いやすいのも嬉しいポイント。
京都で見つけた骨董の器がクロスショップに並びます。
白抜きの梅花の中に、さらに梅の木が描かれた可愛らしい3,6寸の梅皿。
絵柄を眺めているだけでも楽しくなる豆皿、小皿たちは、
江戸の終わりの物から、昭和の物まで時代も様々です。
伊万里の5寸皿は金襴手でありながら、深い藍色が落ち着きのある一品。
同じく伊万里の向付碗は、お正月のテーブルにもぴったり。
見込みには呉須で花が描かれています。
こちらは向付とお揃いの小さな酒盃。
酒盃としてはもちろん、小さなおつまみを盛り付けて、ワンプレートのアクセントにも。
今日のお知らせ その2
ローズ、カモミール、ローズヒップ、マリーゴールドなどの
ドライハーブをふんだんに使ったバスティが、ハグショップに12/12(土)再入荷します。
ふんわりタオルと一緒に、クリスマスギフトにもオススメです☆
お知らせ その3
明日12日(土)より、ハグ オー ワー&クロスショップにて『WINTER SALE』を開催します☆
まだまだ活躍するアイテムがお求め安くなっていますので、ぜひチェックしてくださいね。
通信販売は14日(月)9時30分よりオ―ダ―スタートです!